病気の知識

自分も周りも気付きにくい!「仮面うつ病」

更新日:

こんにちは。7年間に及ぶ闘病の末、うつ病を克服できたシアンです。

今回は、かなり厄介な「仮面うつ病」についてご紹介します。

あなたは「仮面うつ病」という病名を知っていますか?
文字通り仮面の後ろに「うつ病」が隠れているうつ病の一種です。

え?仮面?なにそれ?
って思ってしまいますよね^^;

実は「仮面うつ病」というのは身体症状の下に精神症状が隠れてしまっている状態なんですよ。
そのため、本人もなかなか自覚しにくい厄介な病気です。

この病気の場合は、根本にある「うつ病」の治療をしないと身体症状が改善されません。
なので、治療が長引く可能性もあるんですよ。

この病気は結構な数に上るはずです。
なんせ「うつ」の自覚がない人がほとんどですからね。

ずっと体の不調が続いている方は、自分に当てはまらないか?と今一度ご自身のことを振り返ってみて下さいね。

 

「仮面うつ病」の『仮面』ってなに?

仮面

上で軽く触れましたが、仮面うつ病というのは、身体症状の下にうつ病が隠れてしまってる病気のことです。身体症状を仮面と例えて「仮面うつ病」というネーミングなんですよ。

要するに、「不眠や全身の倦怠感などの身体症状」が前面に出ていて、その奥にある「うつ病本来の症状(憂鬱・不安・イライラなどの抑うつ状態)」が見えないんですよ。

 

具体例

「胃が痛い…」という不調を感じて消化器内科に行きました。
薬を処方してもらい、服用を続けているのになかなか治りません。

なかなか治らないので、詳しい検査をしてもらうことにしました。
ですが異常は見つかりません。胃炎もないし胃潰瘍にもなってません。

何が原因で胃が痛いのか分かりませんでした。

 

「仮面うつ病」の場合、これは当然の結果

これが仮面うつ病だった場合、うつ病から胃の痛みを感じているんです。

薬で多少の胃痛の症状は抑えられるかも知れません。
が、根本的な治療には至りませんよね。

胃痛の下に隠れている「うつ病」が本来の病気ですので、これを治さないことにはこの胃痛も完全には治りません。逆の言い方をすると、この場合はうつ病の治療をすれば胃痛は治るということです。

 

以上のように、うつ病本来の精神症状が目立たず、不眠や倦怠感、食欲低下、性欲の減退などの身体症状が強く出ているうつ病のことを「仮面うつ病」と言います。

表面に出ている症状を「仮面」と比喩しているんですね。
うつ病という「素顔」に気付かないと、なかなか症状の改善は難しいです。

 

「仮面うつ」は本人もなかなか気づかない・・・

診察・治療・カウンセリング

仮面うつ病の場合、精神症状が目立たないため、本人は自分がうつ病であることにまず気づきません。…というか気付けません。

英語の文法的には『do not~』ではなく『can not~』です。

なので、初めから精神科に受診するのはごく稀なんですよ。
むしろ、よく気付けたな!って心底感心しちゃいます。

普通は身体に現れてる症状に応じて、内科や婦人科・整形外科などに行きますよね。
あなたもお腹が痛かったら内科とか消化器内科とか行きますよね?

それと一緒です。

お腹が痛いだけで「うつ病かも…」って思う人ってそうそういないでしょう。
当然ながら、そこで検査を行っても、異常は何も認められません。

上記のように、本来の病気がうつ病なので、例えば、腹痛や胸部の違和感を覚えてレントゲンや内視鏡などの検査を行ったとしても、どこにも異常は見つかりません。当然です。

その時に診察したお医者さんが「この人うつ病からこの症状が出てるんじゃ…?」と気付いてくれない限り、改善しないことの方が多いです。精神科じゃないお医者さんでも、多少なりともうつ病の知識を持っていれば早期発見につながるんですけどね。

しかし残念ながら、医師でもみんながみんな必ずしもうつ病に対しての知識があるとは限らないんですよね。「検査の結果、異常なし」「気のせいでしょう」「心配いりません」と片付けられることも少なくありません。

もし、長引く身体症状が何かしらあるのなら、検査しても異常が見られない場合、仮面うつ病を疑ってみてはいかがでしょうか。

「自覚症状がないけどうつ病だった」という方は実際多いんですよ。

 

治療が長期化するおそれ

カプセルの写真

先程も説明したように、うつの自覚症状がないだけに発見も遅くなる傾向にあります。
お医者さんもうつ病を疑って診察する先生はそんなに多くありません。

そして今現在でも本人が気付かぬまま「仮面うつ病」を患っている人は大勢いるでしょうね。

発見が遅くなれば遅くなるほど、回復するのにも時間がかかってしまいます。
全ての病気にいえますが、早期発見・治療が早期回復に繋がります。

本人は「気分の落ち込みなんてないし、絶対うつ病じゃないわ」と思っていても、実はうつ病が隠れていたということもあります。なので、身体症状が長引くあなたは、ぜひ一度専門家に相談してみて下さいね。何かしら改善するかも知れませんよ。

 

この記事が少しでもあなたのお役に立ちますように。

←私のランキングの順位はここらへんです☆

 

アドセンス広告スマホ

アドセンス広告スマホ

-病気の知識
-

Copyright© 鬱からの脱却~生きてりゃ何とでもなる~ , 2018 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.