こんにちは。うつ病歴7年、闘病の末ようやく克服できたシアンです。
私はうつ病の治療(休養)で何回か入院したことがあったんですが、毎回必ずと言っていい程、病状が悪くなって帰ってきたんですよね。
休養のために入院しているのに全く意味がなかったんですよ…。
そこで今回は入院生活についてい書いていこうと思います。
病気・症状の悪化と余計な知識
入院で得たものは元気な心ではなく、病気・症状の悪化と余計な知識でした(笑)
同じ病棟には、やはり同じような症状の方々がいらっしゃって、中には歳が近い同性の方もいたので、自然とお話するようになりました。
当時は私はタバコも吸ってたので、喫煙所で一緒になる人とは結構仲良くなってしまったんですよね~…。
自分の病気のこと、どういった症状が出てるのか、どの先生が信頼できるのか、薬は何を飲んでいるのかetc...
お互いにお互いのことを話したり、普通に雑談したりしていました。
私はその頃は他の症状や病気に関してほとんど知識がなかったので、ある意味勉強になりましたけどね。
「こういう病気もあるのか」とか「私はそういった症状がなくて良かった」とか思ったのを覚えています。
入院する病院も3か所ぐらい変わったんですが、精神病患者ばかり集めている病院に入った後は本当に厄介でしたね。
自分が自分でないというか、もう訳が分からなくなっちゃいました(笑)
他人の影響をモロに受けた
休養の為の入院だったはずなのに病状が悪化した原因としては、他人に影響されやすかったというのがあります。
うつ病の方全員がそうではないとは思いますが、私は周りに影響されやすかったです。
他人の発作を見て、気付けば自分も同じような発作が起きてしまうこともしばしば。
他人が「今うつ状態でしんどい」って話を、私自身がうつ状態ではない時に聞けば、何となく自分もうつ状態になってしまってる…というような、周りの影響をモロに受けるタイプでした。
なので、周りにいる同じような精神病患者の集まった病室にいるのは、「悪化させて下さい」って言ってるようなもんだったんですよね(笑)
それでも当時は私自身、入院によって病状が悪化してるって自覚はなかったんです。
休養の意味がない・・・
なので、入院初日はわりと軽度のうつ状態だったのに、重度な抑うつ状態に陥ってしまってから退院になったりしていました。
うん、まさに入院の意味なし(笑)
入院しても病状を悪化させて、そして余計な知識を増やして退院してきたので、一番困ったのは家族だと思います^^;
親からすれば「良くなると信じて高いお金払って入院させたのに…」って思ってたはずですよね。。。
今でも本当に申し訳なく思っています。
私みたいに他人の影響をモロに受けてしまうタイプの人は入院する場合、環境に十分注意して下さい。
でないと、せっかくの休養のための入院が無意味なものになってしまいます。
入院費用も安くはないですので、無駄にしないでほしいと思います。
入院する前には一度見学した方がいいですよ。
強制入院なら仕方ないかも知れませんが、任意入院なんでしたら見学してから決めたらいいと思います。
私は入院が意味のないものになってしまいましたが、環境によってはうつ病の治療に専念できる環境だったんだと思いますよ。
本当に何もしないでいい状態だったので。
うつ病の治療の基本は休養なんです。
何もせずに疲れた心と身体を休ませてあげることが大事なんですよね。
精神的にも肉体的にも十分休養することが出来れば回復は早まると思います。
私みたいに悪化してから退院なんてことのないようにして下さいね。
この記事が少しでもあなたの役に立ちますように。