こんにちは。うつ病歴7年、闘病の末ようやく克服できたシアンです。
私はうつ病の頃、自傷行為をほぼ毎日しておりました。
手首を切る行為のリストカットをしていたおかげで、今現在も左の手首から二の腕まで洗濯板のような状態になっています^^;
傷跡はだいぶ薄くなってるんですが、それでも完全には消えません。。。
リストカットに依存していた頃、辞めたかったんですが、なかなか辞めることが出来なかったんですよね。
そこで、今回はリストカットを辞めたいと思ったあなたに辞めるための具体的な方法をご紹介しようと思います。
ぜひ参考にして下さいね。
リストカットの原因
まずはリストカットをする理由について簡単にご説明します。
実は自傷行為をしてしまう原因は色々あるんですよ。
生きている実感がほしかったり、自分を傷つける以外のストレス発散方法が分からなかったり。またはうつ病による離人感から開放されたくて自らを傷つけていたり。
原因・理由は人により様々です。
うつ病による離人感から開放されたくてリストカットする場合は、うつ病が治ってしまえばリストカットしなくなりますので、病気の治療に専念することが重要になってきますね。
その一方で、ストレスによりリストカットをする場合は物凄く依存性が高くなるのを知っていましたか?
やめたくてもやめられないのは唯一のストレス解消方法として依存してしまってるからなんですよね。
言わば『リストカット依存症』ということです。
これから紹介する方法は、ストレスの解消方法として自傷行為をしている場合を想定してご紹介します。
①ただひたすら耐える・・・
結局のところは自分で乗り越えないといけない壁ではあるんですよね。
いくら他人に「やめたい」と言ってもやめるのはあなた自身です。
アドバイスしたり励ましたりと言ったサポート的なことは出来ますが、他人がどうこう出来る問題ではないんですよね…。
では、耐えるためにどうすればいいのかご紹介しますね。
手を押さえる
右利きの人だったら右手で刃物を持ちますよね。
その右手を左手で押さえて、物理的に切る行為が出来ない状態を作って下さい。
左利きの方はその逆です。
切りたいと思った時にそうやって押さえみて下さい。
それがクセついて、意外とやめられたという人もいますよ。
1日だけ…、1回だけ…、目標を決めて我慢してみる
切りたいと思った時に、とりあえず1回だけ我慢してみましょう。
それが出来るようになったら「今日は切らない」「明日までは我慢する」と、徐々に期間を伸ばして行って下さい。
失敗してもいいんです。
1回だけでも我慢することが出来れば、次への自信に繋がります。
自信が持てるようになれば、リストカットをやめれるまで後少しです!
②代替行為を見つける
したくなった時にリストカットの代わりになる行為を探して下さい。
これは人によって合う・合わないがありますので、ぜひ自分にあった方法を見つけ出して下さいね。
氷を当てる・掴む
冷たいものが肌に当たると痛みを感じますよね。
これはその痛みをリスカの痛みと見立てて痛みを疑似体験する方法です。
自分の手首を軽くつねってもいいですが、これは気をつけないと血が出るまでやってしまう場合がありますので、怪我をする心配がない氷が一番いいと思います。
赤のボールペンで書く
下の写真のように血の色である赤のボールペンで切りたい箇所に傷跡のように書いてみましょう。
視覚的にリストカットをした状態を作って気を紛らわせる方法です。水性のボールペンでしたら洗ったらすぐ取れますよ♪
過去に私も実際にやってみたんですが、リアリティに欠けるので私には合いませんでしたね…。
※うっすらリスカの痕が残ってますが気にしないで下さいね^^;
傷跡が少ない所を選んで写真アップしていますので…w
ですが、最近では特殊メイクの技術も発達したおかげで(?)、あたかも切り傷を作ったかのように見せることが簡単に出来る時代になりましたね!
(おばさん臭い表現でごめんなさい…w)
すごいリアルな傷口になりますので、不思議と切った気分になっちゃいます!
傷のパーツを接着剤で貼って血のりを塗るだけなので誰でも簡単に出来ちゃいます♪
無事リストカットから卒業して余った分はハロウィンでも使えますね☆
詳しくは購入ページをご覧ください。
③他のストレス発散方法を見つける
上で紹介したのはリスカの疑似体験ですが、ストレスから自傷行為をしている場合、ストレスの発散方法が他で確保できなかったら、なかなかやめられないと思います。
ストレスの発散方法も人によって自分に合うものが違うので、自分に合ったストレス解消法を探してみて下さい。
物をなげつける
実は私はガラスのコップを投げたりしてたんですが、後片付けがむっちゃ大変だったんですよ~^^;
それに割れる音も結構しますので、周囲をビビらせてしまいました(笑)
そこで私が提案するのは、ティッシュを丸めて思い切り投げつけることです。
どんなに力任せに投げつけても周りの物が壊れることはないし、物音もほとんどしません。
一番周囲に迷惑かけない方法です。
ティッシュが勿体なく感じる場合は投げた後、拾って広げて使って下さいね(笑)
アロマを楽しむ
要はリラックス出来るものを探すということです。
とにかくゆったりとした気持ちでリラックスすることが大事です。
大声を出す
クッションや枕に向かって人の悪口言っちゃってもいいし、「あーーー!」と絶叫してもいいです。
『王様の耳はロバの耳ー!』
とにかく大声を出して言いたいことを言っちゃいましょう。
いくら枕やクッションが音を吸収してくれると言っても限界がありますよね。
そういう場合にはストレス解消に「叫びの壷」を使ってみて下さい。
1年間は返品・交換が出来ますので試しに使ってみてはいかがでしょうか?
気に入らなければ返品しちゃえばいいんで(笑)
興味のある方は公式サイトをご覧くださいね。
④医者に相談してみる
どうしても何をやってもやめられない場合は、いっそのことお医者さんに相談してみましょう。
イライラする時や不安に感じた時にリストカットするなど、行為をする時の精神状況によってはお薬を処方してもらえますよ。
もしくはカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
少なくとも、お医者さんはあなたの味方であり続けてくれます。
多少は心が軽くなりますよ。
開き直ることも大事
これは実際に私が経験したことですが、タイミングやキッカケがあれば、リストカットはやめられますよ。
『やめられないということは、今はリストカットが必要な時』だと割りきってしまうのも一つの手です。
私の場合は、大好きな彼氏が出来て、「その彼氏に傷を見られたくない」という思いからあっさりやめることが出来ました。
きっと自分のタイミングなんですよね。
毎日1日に2回はリスカしていた程の依存症だったのに(笑)
やめる時はあっけなくやめることが出来ました。
まだまだ自傷行為について偏見がある社会ですが、理解してくれる人は理解してくれるし、理解しない人はいつまで経っても理解してくれません。
自分が本当にやめたいと思うのならやめることが出来ますよ。
「やめたいけどやめられない…」というあなたは、今はその時ではない、ということではないでしょうか。
タイミングとキッカケさえあればやめられますよ。
うん、大丈夫。
まとめ
・耐える
・代わりになる行為を探す
・ストレス解消法を見つける
・医師に相談
以上がリストカットを始めとする自傷行為をやめるためにすべきポイントです。
この記事が少しでもあなたの役に立ちますように。